Tsunagu Research Project

Tsunagu Research Project

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世界の仲間と議論する

リバネスでは、2020年夏より、国際共同研究プロジェクト「Tsunagu Research Project(つなぐ・リサーチ・プロジェクト)」を開始しました。
次世代を担う中高生研究者が国境を越え、同じテーマで一緒に調査に取り組むことかできる共同研究プログラムです。東南アジアからの参加校とともに、ウェブミーティングやウェブサイト上の情報共有などを行いながら研究を進めています。

プロジェクトの狙いと概要
Tsunagu Research Projectでは、共通の大きなテーマを共有しながら、半年間に渡って研究を進めていきます。本プロジェクトの狙いは、日本国内と海外の中高生が、議論し、お互いを理解して、助け合いながら研究を進めることで、自分たちの研究のテーマをより深く理解するきっかけを与えると同時に、これまでに気づかなかった世界の課題や、研究に対する視点に気づくなど、国際的な視野も養うことができる点です。このプロジェクトを通して、視野を世界に広げ、世界に仲間をつくっていくことで、グローバルに活躍できる次世代を育成していきます。

  2021年 新年度参加チーム募集開始!

研究テーマは「環境」

Connect and Collaborate using Science and Technology
in Creating New Sustainable Form of Agriculture

2022年度は、「環境」をテーマにTsunagu Reserch Projectへの参加を募集します。環境問題の解決やより良い環境をつくることは、日本や東南アジア、世界で共通の課題です。再生可能エネルギー、廃棄物の管理、環境汚染、気候変動や持続可能性に関するそれぞれの国の知識や技術を組み合わせることで、環境に関する課題をテーマに共に研究を進めていきます。

募集対象は、フィリピン、シンガポール、マレーシア、日本の中高生です。

<課題提示国:フィリピン>

Tsunagu Research Projectでは、課題提示国を設定し、その国の課題について国境を越えたチームで取り組みます。今年の課題提示国は、フィリピンです。フィリピンで顕在化する環境に関する課題、特にエネルギー、廃棄物、水に関わる課題に関して、2022年6月〜2023年1月までの8ヶ月間、チームで取り組んで参ります!

<取り組むプロジェクト案>

エネルギー、廃棄物、水の環境問題解決へ向けた技術や管理方法に関する研究

  • 太陽光や風力など再生可能エネルギーの利用可能性に関する研究
  • 環境にやさしい新たなエネルギー源に関する研究
  • 廃棄物の適切な処理・管理に関する研究
  • マイクロプラスチックの調査や影響に関する研究
  • 河川・湖沼・海洋汚染の現状調査や解決へ向けた研究
  • 水の浄化・処理方法や安全な飲み水の確保に関する研究
  • 気候変動の影響や災害に関する研究

<募集要項>

  • 国内の中高生チーム 最大10名程度
  • 英語での日常会話コミュニケーションがとれること(企画運営、研究メンタリングは全て英語で行われます)
  • 環境に関する研究に興味があり、少しでも取り組んだ経験があると尚可
  • インターネット接続環境が整っていること

<スケジュール(予定)>

〜2022年4月30日 申し込み受付期間
5月1日〜参加チーム選考
5月中旬 参加校発表
6月9日 プロジェクトキックオフ
6月25日 サイエンスワークショップ・アイスブレーキングセッション

<プロジェクト フェーズ1 調査>
7月14日 中間集合ミーティング①
<プロジェクト フェーズ2 実験>
9月29日 中間集合ミーティング②

<プロジェクト フェーズ3 実験>
12月18日 最終発表会
2023年1月14日 事後集合ミーティング

<参加費用>

30万円(税抜)/チーム
(1チームは10名程度が推奨)

【上記費用に含まれるサービス】
●オンライン集合発表やディスカッション(合計6回)への参加
・セッションのファシリテーション
・ディスカッションの支援
・サイエンスワークショップ機材費
●研究メンタリング
・研究指導、プレゼンテーション指導など
・月1回、合計7回まで
●プロジェクトマネジメント費用
・コミュニケーションツール開設など

<お問い合わせ>

プロジェクトの内容詳細については
リバネス教育開発事業部 担当:矢澤、前田 へお問い合わせください。
電話:03-5227-4198    メール:[email protected]

2020年度取り組み実績

研究テーマは「土」

2020年度より取り組みはじめた本プロジェクトでは、まず、「土」をテーマに参加校を募集しました。学校の校庭、家の庭、河川の土手などの土、農業に必要となる土など、土には様々な可能性と課題、そして不思議が存在します。それぞれの国・地域の次世代研究者が、彼らの選んだテーマを持ち寄って一緒に議論・研究をします。
各参加校には、興味のあるトピックを事前に検討してもらったうえで、①土壌生態系、②土壌と農作物、③土と環境づくり、④土壌汚染の4つのテーマに分かれ、共同で研究を進めました。

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2020年度プロジェクト期間:2020年7月〜2021年1月
募集対象学校:国内中高校、東南アジアの中高校
使用する言語:主に英語(オンラインで実施する参加校共通の会の進行や配布資料は英語。各学校の個々のメンタリングは日本語も可能)

参加校

2020年度は4カ国から合計7校、14チーム、48名が参加しました。

〔日本〕浦和実業学園高等学校 / 関西国際学園 中高等部
〔シンガポール〕School of Science and Technology, Singapore / Clementi Town Secondary School
〔マレーシア〕Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak / Sekolah Sains Seri Puteri
〔フィリピン〕Philippine Science High School – Western Visayas Campus

研究プロジェクト

チームと課題 各学校の取り組み
土壌と環境 / Soil Engineeringグループ

建造物を建てる上で重要になってくる土壌の安定性。土壌の組成や物性、挙動を理解することで、より安定した土壌の性質を探る。

Philippine Science High School  Western Visayas Campus
土壌粒子のサイズや形状と土の安定性の関係を調べる
Sekolah Menengah Sains Seri Puteri
土壌の侵食とせん断強さの関係について調べる
School of Science and Technology, Singapore
土壌の違いによる水の浸透度に与える影響を調べる
土壌と作物 / Soil & Crop グループ

作物を育てる上で、最適な土壌とはどのようなものか。各国でよく育てられる作物についてその最適な土壌とは何か調べた。

Clementi Town Secondary School
砂質土、ローム質土壌、粘土質土におけるチョイサムと白菜の成長
Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak
泥炭土、粘土質土、ローム土壌におけAlternanthera sissooの成長
School of Science and Technology, Singapore
トマトの成長に対する土壌酸性度の影響
土壌汚染 / Soil Pollution グループ

マレーシアの土壌では、農家が適切な肥料の使い方の知識がなく土壌汚染が進んでいる。そこで、人工肥料ではない自然由来の肥料の可能性を探る。

School of Science and Technology, Singapore
根粒菌の影響を調べる
Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak
窒素が植物の成長に与える影響を調べる
浦和実業学園高等学校
歩行虫の糞が土壌に与える影響を調べる
土壌と生態系 /Soil Ecosystem グループ

土壌と周辺の環境は関連している。そこで、土壌の組成物とそれに関連する環境要因について研究した。

Philippine Science High School  Western Visayas Campus

Mangroves Assessment using Geographic Information Systems

地理情報システムを使用したマングローブ林の評価

Sekolah Berasrama Penuh Integrasi Gombak, MY

コーヒーかすが植物の成長に与える影響

School of Science and Technology, Singapore 

土壌中の微生物と周囲の環境の関係性

関西国際学園(KIA)

兵庫県における山地の、物理的・化学的・生物学的解析を用いた土壌性の比較

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協力

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